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ネットマイルは2010年3月16日、小中学生を対象にした携帯電話に関する調査結果を発表した。それによると調査母体においては、通話やメールをする相手としてもっとも多くの人が選んだのは「学校の友達」だった。ほぼ同じ割合で「親」も挙げられており、小中学生では携帯電話が「学校の友達とのコミュニケーションツール」「親との会話・防犯用アイテム」として用いられている状況が再確認できる。また、3~4割は「メル友」と回答しており、小中学生の段階でもすでに「インターネットを介しての知人関係」が構築されていることを示唆する結果も出ている(【発表リリース、pdf】)。
今調査は2010年2月10日から14日にかけて、子供向けコミュニティサイト「サークルリンク」内で会員向けに行われたもので、有効回答数は560人。男女比は30.2対69.8。学年階層別は小学6年生158人・小学5年生146人・小学4年生89人・中学1年生65人など。なお小学低学年に該当する小学1・2年生は回答数が28人と少数のため、今件記事では省略している。
【「子供向け携帯電話」は全体で16%・小学生では6割が利用】や【子どもに与える携帯電話、そのメリットとデメリット、そして保護者の思惑】などにもあるように、子供に携帯電話を持たせることは、防犯などのメリットがある一方、色々な「悪事」に巻き込まれるリスクがある・夢中になって勉学などがおろそかになるなどのデメリットも存在する。それがかいま見れるのが、今件の「通話・メールをする相手」のアンケート結果。トップ2には「学校の友達」「親」が相並び、冒頭でも触れたように「リアルな友達関係にある人との関係強化」「防犯のための親との会話、コミュニケーションの強化」が行われていることが分かる。