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女性を見る目はどうすれば養えるのでしょう。という問題について、少し考えてみることにいたします。先にいってしまうと、女性を見る目も、同性を見る目も「人を見る」という意味ではあまりかわりません。
で、人を見る目というものは、男性より女性のほうが圧倒的に高い。また、若い人より、年齢を重ねた人のほうが人を見る目がとっても高いといっていいと思います。何度もいっておりますが、女の子というものは、赤ん坊のときから周囲の人の反応や期待にできるだけこたえようと心がけてきているのです。
たとえどんなに、勉強が好きでも、ピアノが好きでも、おままごとが好きでも、その一事のみに全精力を傾けることはできない。好きなこと、やるべきことをこなしながらも、親や先生、お友だちの顔色を観察し、期待にこたえようとすることをアタマから消し去れないのです。「西部警察~」「くわがた~」「遊戯王カード~」のことでアタマがいっぱいで、好きなことに熱中しているときは、話しかけられても声が聞こえないという男の子とは大違いなのです。
それでは、男の子はいったいどのあたりで「人目」を気にしはじめるのかというと、早くて中学生、遅いと大学生、社会人になってから、
「オレは人からどのように見られているのだろうか?」「あの人はどういうつもりなのだろうか?」と心配をはじめます。
人を見る、という問題に関して、女の子よりもスタートが12年、20年と出遅れている場合が非常に多いわけです。
もちろん、直観力にすぐれていて、訓練せずとも人を見る目に恵まれている男の子もごくたまにいますし、どんなに訓練してもまったくもって相手のことはわからないだろうなあというドンカンくんもいます。ある意味、人を見る目を鍛えようと努力しない限り、女性からみると、男の子のほとんどはドンカンくんかも。女の目で見る、ドンカンくんの特徴をちょっとあげてみます。
・たくさん人がいる前で、特定の女の子を「ホント、かわいいよね」「気が利くよね」と勇気を出して、心の底からホメたことがある。しかも、たくさんの人の前でいってあげたから、彼女の中でオレのポイントは上がったに違いないと思う。
・社交辞令を真に受ける。女の子としては「じゃあ、今度」と流したつもりの約束を絶対に取り付けようとし、一、二度断っても「再来週は?」とかいってあきらめない。社交辞令と本気の区別がつかない。
・人に対して「……してあげる」「……してやった」という言い方をすることが多い。
・聞くよりも話すほうが好き。いつも話の中心になっているし、自分の知識や情報のほうが周囲の人より豊富である。また、そうでないと自分をゆるせない。
・女の子の前で、ほかの男と比較して、自分のよさをアピールしたことがある。たとえば「あいつは、ああみえて鬼畜なんだよ。オレはそんなことしないけど」と、友人の女性問題を暴露して評判を下げつつ、自分の誠実さをうったえるとか。
・顔がかわいくて、スタイルのいい子が好き。それにあてはまらない女の子は恋愛対象になりづらいと思う。
・体育会系である。
こういうことに当てはまっていると、あなたはかなりのドンカンくん。
「ドンカンくん、かわいい」というニーズもあることはありますが、ドンカンくんを愛してくれるのは、たいてい大人のお姉さまなので、ドンカンくんはお姉さまが苦手だったりしちゃうから困ったものです。ドンカンくんの困ったところは、人を見る目がないので、間違った相手に自分をアピールしたり、こういう人にはこういうふうに自己アピールをすればいい、と相手によって作戦をかえることできなかったりする点です。
ですから、必然的に顔がかわいいだけで、おとなしくボーッとしてる子(男性のいうことを聞いてくれそうに見える子)ばかりを好きになったり。自分よりも知識が豊富で、話し上手で人気者な友人をつくらないようにしたり。
最近の男の子を見ていて私が感心するのは、顔がかわいいうんぬんより、勉強ができてしっかりもので、ハキハキものをいう女の子に人気が集まるということ。顔がかわいくておとなしい子は、あまり評価されなくなってきているようにみえます。
「それだけ男が弱くなっているんだよ」
という意見もあるかと思いますが、私は、男の子もモノゴトの本質を見極める目が進化してきたのかなあと、よい方向に考えています。